峠の釜めしのお話

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更新日:
 2009年6月18日






◎峠の釜めし(群馬)

 釜めしとは、一種の炊き込み御飯ですが、釜で炊いて茶碗によそうのではなく、釜のまま食卓に出されることが特徴です。“峠の釜めし”とは、群馬県安中市にある「おぎのや」が製造、販売している駅弁です。
 「おぎのや」はもともとは、横川の山奥にある温泉沢温泉にある旅館「荻野屋」だったそうです。しかし、1885年(明治18年)10月15日に高崎~横川間の信越線が開通するのに合わせ、駅弁を販売するために、横川駅に進出したのだそうです。横川駅は碓氷峠の急勾配を上る列車に機関車を増結するため停車時間が長く、この時間を利用して駅弁を販売したのだそうです。また、当初は、おにぎりと沢庵がメイン商品だったようです。
 創業当時から駅弁を販売していたのですが、業績が低迷していた昭和32年に峠の釜めしを開発し、昭和33年2月1日から、横川駅で峠の釜めしの発売を開始したそうです。これが、旅客の口コミで評判を呼び、文芸春秋のコラム欄に掲載されたことが契機になって、大ヒットしていったようです。なんとピークの頃は、年間90万個も販売していたそうです。これは、1日に約2,500個です。ものすごい数です。
 おぎのや横川本店は、横川駅を出たところにあります。1997年9月の長野新幹線の開業に合わせて、碓氷峠を越える横川-軽井沢間のJRは廃止になっていて、横河駅も少しうらぶれた感じです。しかし、ここが「おぎのや」創業の地ということで、現在も店舗があり、峠の釜めしの販売だけでなく、店舗内で食べることもできます。
 2007年8月に、おぎのや横川本店を訪問し、釜めしを注文しました。熱々の釜めしが食べられると期待していたのですが、がっかりでした。普通に駅で買うのと何ら変わらない釜めしが出されただけでした。まあ、店内で注文すると、お味噌汁がつきますが、特に美味しいものでもなく、釜めしに対する期待が高かっただけに、非常に残念でした。













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