マントウのお話

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更新日:
 2009年1月28日






◎マントウ
 マントウ(饅頭、mántou)は、小麦粉を使った中国の伝統的な食品です。小麦粉に酵母を加えて発酵させた後、蒸して作られた一種の蒸しパンです。
 現在では、具が入っていないものをマントウ、中に具が入っているものを包子(パオズ)と呼んで区別していますが、もともとは具の有無に関わらず、マントウと呼んでいたようです。
 包子という言葉は、北宋時代(960年~1127年)に作られたようです。現在でも上海などの方言は、具が入っていても、入っていなくてもマントウと呼んでいるようです。
 マントウは中国の北部地域の主食です。北部地域では米が栽培できず、小麦が生産されています。このためマントウと一緒におかずを食べています。マントウに割れ目を入れて、そこに料理を挟んで食べたりしています。
 饅頭(まんとう)は、3世紀の中国、三国時代の蜀の宰相、諸葛亮が作ったという有名な話があります。南征の際、地元の人々が、川の氾濫を沈めるために川の神に人柱をささげていたことを知り、この風習を止めさせるために小麦粉で練った皮に羊や豚の肉を詰め、それを人間の頭に見立てて祭ったところ、人柱と同じ効果があった、という話です。これ以後、この地域では人柱を止め、マントウをささげるようになったそうです。その後、祭壇で祭った後、食べるようになっていったようです。当初は、人間の頭くらいの大きさだったものが、食べるようになり、徐々に小さくなっていったと考えられています。
 また、「神を欺き、本物の頭だと信じ込ませる」ことから「瞞頭(マントウ)」と呼ばれたとも、南蛮人(南の部族で野蛮人とされていた)の頭であることから「蛮頭(マントウ)」と呼ばれたとも言われています。
 しかし、この説は、北宋時代に書かれた『事物紀原』による創作が起源だと考えられています。この後の明時代に書かれた『三国志演義』(フィクション)で広く知られるようになったため、この説が一般化したようです。






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