黒はんぺんのお話

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更新日:
 2009年6月18日






◎黒はんぺん(静岡)

 静岡市では、「はんぺん」と言えば、黒いはんぺんです。むしろ、東京などで一般的なはんぺんは、「白はんぺん」と呼ばれていました。しかし、どうやら関東では、はんぺんとは白いもので、黒いはんぺんなど見たことも、聞いたこともないそうです。現在では、静岡おでんが有名になったおかげで、「黒はんぺん」も有名になりましたが、どうやら、マイナーな食品だったようです。
 白いはんぺんは、フワフワして柔らかいものですが、黒はんぺんは、これよりも硬い感じです。魚のつみれを板状にしたような食品です。黒はんぺんとは、鯖や鰺、鰯などを原料とした魚肉の練り製品です。青灰色で、半円状の形状をしています。静岡県中部を中心に、静岡県内ほぼ全域で食べられています。漁港がある焼津市の名産とされています。
 「はんぺん」の名の由来は諸説あるようですが、「駿河の料理人『半兵衛』が作ったため、“半兵衛”と呼ばれ、その後、変化して“はんぺん”になった」(虚南留別志)という説や、「半月型の形状から“半片”と呼ばれ、その後、“はんぺん”になった」(守貞謾稿)などといった説が有名です。
 黒はんぺんは、駿府城にいた徳川家康が、鰯が大漁だった年に、食べきれない鰯が傷むのを見て、何か日持ちするような手段を考案するよう、台所方の役人、戸川半兵衛に命じたのが始まりとされています。これが、「半兵衛」説につながっているのでしょう。
 黒はんぺんは、「生」でも食べられます。生のまま、あるいは、少し炙って、ワサビ醤油や、生姜醤油で食べます。また、フライにすると、非常に美味しいです。しっかりと魚の美味しさが味わえるんですね。もちろん、おでんの具としても使います。
 静岡駅では、お土産として、1,000円くらいで売られていますが、スーパーマーケットに行けば、10枚入りが100円~200円で買えると思います。静岡に行く際は、スーパーマーケットに行った方が良いと思います。





     黒はんぺんのフライ



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