枝豆のお話

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更新日:
 2010年10月27日






◎エダマメ、枝豆(1996年8月25日)
 枝豆は、大豆になる前の未熟なうちに収穫します。未熟な大豆を食べるのは日本独自の食文化だそうです。この習慣が中国、台湾、タイなどへも伝わっていきました。
 大豆は弥生時代に水稲とともに日本に入ってきたと言われています。「古事記」、「日本書紀」や「正倉院古文書」など、奈良時代の文献にも記載があることから、古くから栽培されていたようです。しかしながら、「枝豆」としての食用についての起源ははっきり分かっていません。
 奈良時代に度重なる飢饉のため、収穫前の大豆を食べてしまったとか、平安時代に希少価値が高い食べ物として貴族達に珍重されていたなど、いろいろな説があるようです。いずれにしても、平安時代頃から、このような食べ方があったようです。
 そして、江戸時代には庶民の味として枝豆が定着していたようです。「和漢三才図絵」には、枝豆の利用法が記述されています。当時は、夏になると枝豆売りが現れ、それを買った人々が、歩きながら枝豆を食べる姿が見受けられたようです。
 さらに、旧暦9月13日のお月見に枝豆を供える風習が広まったのもこの頃で、「豆名月」の由来となっています。
 昔は、田んぼの畦道で作られていたため「あぜまめ」と呼ばれていました。昭和16年の農林統計で初めて「未成熟大豆」という名称が登場しています。枝付きで売られていたため「枝豆」と名付けられたそうですが、実は、これは昭和46年のことだそうです。
 枝豆は、生長過程で収穫されるため、食品分類では「豆」ではなく、「野菜」に分類されます。栄養素を見てみると、タンパク質や食物繊維、ビタミンB1のほか、大豆にはないビタミンAやビタミンCも含まれています。つまり枝豆は、豆と野菜の両方の特徴を併せ持っているということです。また、生でも冷凍でも、栄養価に差はないと言われています。
 ビタミンCは熱に弱いため、茹でると損失してしまうのですが、枝豆の場合、サヤがビタミンCを守ってくれるそうです。食べる時には捨ててしまうサヤが、実は、役に立つのだそうです。
 また、枝豆はタンパク質が豊富なのだそうです。食品に含まれるタンパク質は、すべて異なったアミノ酸の構成から成り立っています。アミノ酸と言えば、疲労回復効果がよく知られていますが、枝豆にはお酒を飲むときに有効な、メチオニン、グルタミン、アルギニンという3つのアミノ酸があります。これらが肝臓を守り、二日酔いを予防してくれるのだそうです。ということは、ビールのつまみには枝豆が最適とうことですね。






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