チャンポンのお話

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更新日:
 2009年8月2日






◎チャンポン(2009年8月1日)

 チャンポンは、長崎が有名な料理です。明治時代中期、長崎市にある中華料理店「四海楼」の初代店主、陳平順が、当時日本に訪れていた大勢の中国人留学生に、安くて栄養価の高い食事を食べさせる為に考案した『支那饂飩(しなうどん)』がルーツだとされています。
 しかし、「しなうどん」が「チャンポン」と名称を変更するには無理があります。現在、「ちゃんぽん」の語源には、諸説あるようです。
 1. 中国、福建省の方言で簡単な御飯の意味の、喰飯(シャンポン)がなまったもの。
 2. 福建語の「混ぜる」を意味する「掺混」がなまったもの。
 3 ポルトガル語の「チャンポン(混ぜる、混合するの意味)」がなまったもの。
 4 当時の中国人の呼び方である「チャン」と日本人の「ポン」を取って「チャン+ポン」となった。
個人的には、「混ぜる」という言葉をルーツにするには無理があるように思います。1の喰飯(シャンポン)がなまったというのが理解しやすいように思います。むしろ、後から、「混ぜる」が加わったのではないでしょうか?
 この「チャンポン」という料理、お隣の韓国にもあります。韓国では、中華料理店で出される料理で、チャジャンミョン(ジャージャー麺)と双璧をなす人気メニューです。
 一般には、韓国のチャンポンは赤いスープの辛い料理と思われていますが、実際には赤いスープで辛いチャンポンと、白いスープで辛くないチャンポンがあります。ただ、韓国の人は、8割方、辛いチャンポンを頼むようです。
 韓国でも、元は中国の料理の炒碼麺(ちょまめん)がルーツに当たるようです。日本でも韓国でも、中国から来た人が、労働者や学生などに安くて栄養のある料理を食べさせようと工夫していき、それぞれの国の人の味覚に合った料理に発展していったものと思われます。ですから、韓国では、当初、別の名前で呼ばれていたものと思われます。(現在でも、釜山駅の近くの中国料理屋である「中南海」では、「炒碼麺」にハングルで「チャンポン(짬뽕)」とルビが振られているそうです。)
 その後、日本から来た人たちによって、「あ、この料理は、チャンポンじゃないか!」と言われ、「チャンポン」という名称が広まって行ったものと思われます。長崎のチャンポンも美味しいですが、韓国の辛いチャンポンもお試しあれ。





九州、小倉のお店で食べたチャンポンです。



某チェーン店のピリ辛チャンポンです。



韓国の辛くないチャンポン




いかにも韓国料理といった見た目の韓国の辛いチャンポン




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