みっちゃん

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更新日:
 2015年8月25日



◎みっちゃん(2015年8月20日)
 みっちゃんは、戦後間もない1950年(昭和25年)創業の老舗のお好み焼き屋さんです。1950年(昭和25年)、井畝井三男(いせいさお)が「美笠屋」という名前で、広島市の中央通りにお好み焼の屋台を出したのが始まりです。後に東新天地公共広場(現在の広島市中区新天地)に移転しましたが、井畝井三男は病弱だったそうです。そこで、息子で当時19歳の井畝満夫(いせみつお)が営業を行っていたそうです。昼間は街の復興のために働き、夕方から屋台でお好み焼を売る、というような日々だったようです。また、この当時は、クレープ状の生地にネギとわずかな野菜をのせて焼き、半月状に折りたたんでウスターソースを塗り、薄皮と呼ばれる木の皮にのせ、新聞紙に包んで持ち帰るという、小腹が空いた時に食べるようなおやつ感覚の食べ物だったそうです。しかし、食糧のない時代ゆえにお腹を満たすものでなければ売れなかったそうで、売るためには、このおやつ感覚の食べ物を改良する必要があったそうです。
 そこで、満夫は、いろいろな工夫をしたそうです。昭和25年頃のお好み焼にはウスターソースを塗っていましたが、さらさらのウスターソースではお好み焼にしみ込んでしまうため、違うソースにしたいと考えていたそうです。そこで、父親とソース工場を訪れた満夫は、ウスターソースを作る過程で廃棄されるドロドロとした沈澱物を見て「これの方が、お好み焼に合う!」とひらめいたそうです。しかし、香辛料が溜まった沈殿物は、そのままでは辛くて使えませんでした。そこでウスターソースに片栗粉を入れ、とろみのあるソースを作ってくれと頼み、試行錯誤を繰り返した結果、ドロッとした、今の「お好みソース」が誕生し、あっと言う間に広がっていったそうです。
 また、お好み焼きに蕎麦、キャベツ、モヤシなどを入れる今の形などを生み出していったのも、この頃だそうです。当時、別々のメニューであった「焼きそば」と「お好み焼」を食べていた満夫は、焼きそばの上にお好み焼を乗せて食べたところ、「美味しいし、腹もいっぱいになる。こういう形で作ろう!」と思ったそうです。2つのメニューを合わせることで、別々に注文するより安くなり、御客様にも良いと考えたそうです。それが、蕎麦を入れることにつながったそうです。これにより、形も現在の丸い形に変わったそうです。
 さらに1952年(昭和27年)頃には鉄板の上でヘラを使って食べる形式を生み出し、木製柄付きヘラを作ったそうです。当時、屋台での営業だったため、皿を洗うには、水を汲みに行かなければならない上、割り箸も高価だったそうです。鉄板の上でヘラを使って食べてもらえば、皿も割り箸も使わなくてすむと考えた満夫は、お客さんに「こうして食べたら美味しいよ」と言って、このスタイルを勧めたそうです。こんな新しい食べ方を気に入ったお客さんによって、この食べ方が広がったそうです。当初は、熱くなる金属製のヘラの持ち手に布を巻き付けていたのですが、すぐに汚れてしまうため、木の板を取り付けたヘラを生み出したのだそうです。
 1953年(昭和28年)には、店名を「美笠屋」から「みっちゃん」に変更しました。この「みっちゃん」は、井畝満夫の当時の愛称です。店名を変えたのは、たくさん並ぶ屋台の中から、知り合いに自分の屋台を見つけて来てもらうため、すぐに分かるようにと自分の愛称を店名にしたのだそうです。このアイディアは、他の店も真似するようになり、「○○ちゃん」という名前のお好み焼屋が多くなっていったそうです。
 1955年(昭和30年)頃、みっちゃんは、屋台を西新天地公共広場(現在の広島パルコ周辺)に移転しました。当時は、50軒ほどの屋台が密集していたそうです。この頃、お好み焼きに「そば」を入れる形を生み出し、クレープのような二つ折りの形から、現在のような円形の形に変わったそうです。
 1965年(昭和40年)には、広島市の条例によって、屋台が立ち退きを強いられるという大きな転機が訪れました。そこで「みっちゃん」はリーダーシップを発揮し、広島駅ビルの中にみんなで店を出すという話を先頭に立って進め、仲間を説得し、広島駅ビルに出店することにしました。これが屋台の時代から「店舗」の時代に変わった大きな転換点です。
 1968年(昭和43年)には、みっちゃん総本店の1号店を八丁堀に開店しました。開店と同時に大人気となり、開閉のし過ぎで壊れる「引き戸」を「自動ドア」に変えなくてはならなかったそうです。
 1972年(昭和47年頃)、現在の「み」が3つのロゴを作ったそうです。これは、広島で「広島駅、八丁堀(新天地)、紙屋町」の3拠点を握っていれば広島の街を制することができる、という「みっちゃん」のお好み焼に懸けた野望の表われなのだそうです。
 昭和60年代には、みっちゃん監修のもとでオタフクソースと共同で、お好みソースを開発したそうです。「お好みソース」というものを発案してから半世紀の時を経て完成した「みっちゃんオリジナルお好みソース」は、お好みソースを極めたソースだそうです。



     お店のマークです。



     スペシャルのソバWです。

・みっちゃん総本店 八丁堀店(http://www.okonomi.co.jp/index.html)
 住所:広島県広島市中区八丁堀6-7 チュリス八丁堀1F
 TEL:082-221-5438
 営業時間:平日 11:00〜14:30、17:30〜21:30
      土曜・日曜・祝日 11:00〜15:00、17:00〜21:30
 定休日:水曜日
 駐車場:無


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