風来坊

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更新日:
 2015年2月5日



◎風来坊(2015年6月31日)
 名古屋の名物の1つに手羽先があります。手羽先とは、鶏の羽先の部位のことですが、名古屋では、この「手羽先の唐揚げ」を、単に「手羽先」と呼んでいます。他の地域にはない、名古屋の名産の一つと言えるのではないでしょうか。
 この手羽先のお店として有名なお店が「風来坊」です。お店のWeb siteでの記述によると、風来坊の創業者が、この名古屋の「手羽先」を生み出したようです。名古屋手羽先発祥のお店が、風来坊なのだそうです。
 風来坊の創業者である大坪健庫氏は、1929年(昭和4年)生まれで、北九州市、門司で妻、淑子氏と2人で、10人も座れば満席となるような小さな飲食店を営んでいたそうです。そこで、若鶏の半身を揚げて熟成させた独自のタレをつけた「ターザン焼き」という料理が生まれたそうです。
 1963年(昭和38年)、大坪氏は名古屋に移り、熱田区、比々野にお店を開きました。前述の「ターザン焼き」を主力に、鶏料理全般のお店だったようです。ある日、いつものように仕入れ先へ出掛けた大坪氏は、そこに山のように積まれている「手羽先」を見たそうです。当時は、スープの材料としてしか使われていなかったのですが、山のような手羽先を見たことで、閃きがあったようです。
 そこに、それまで食材として見られていなかった手羽先に、ターザン焼きのタレをつけたらどうかと思ったそうです。そして、手羽先をメニューに加えたところ、大人気になったそうです。鶏の半身の丸揚げというターザン焼きはボリュームがあり、値段も高かったのですが、手羽先は軽くて、美味しく、しかも安かったからです。現在では、名古屋のいろいろなお店で手羽先が提供されるくらいに広まり、名古屋の1つの食文化を形成するまでになっています。
 風来坊では、手羽先の肉質、重量、長さは、昔から変わらないのだそうです。肉のジューシーさを残し、表面はパリッと2度揚げし、熟成させたタレを隙間なく塗りつけ、特選の塩コショウで仕上げ、さらにゴマを振って完成です。皿への盛り付けは、手羽先の右と左をそれぞれ分けて、皮面を下に肉面を上にして扇形に並べ、細切りキャベツにパセリを添えるというこだわりです。
 現在、風来坊は80店舗以上の展開をしていますが、フランチャイズ方式ではないそうです。本物の風来坊の味を提供できると認められた者だけに出店が許される「暖簾分け」にこだわっているそうです。暖簾を許されたそれぞれのお店が、それぞれ「本家」という考えだそうです。このため、各店自慢のオリジナルメニューがあったりするのも、各店舗を訪問する楽しさにつながるようです。



     風来坊の手羽先です。



     こちらがターザン焼き(半身)です。


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