魚真

このサイトは、日本の地域の情報についてまとめました。

  メニュー

TOPページ 

観光地 

地域情報 

日本のホテル 

日本のニュース 

日本について 

美味しいもの 

海外事情 

海外のホテル 

雑学 

リンク 


更新日:
 2016年5月6日



◎魚真(2016年2月22日)
 魚にこだわった居酒屋です。運営しているのは、株式会社シンという会社ですが、その親会社は1949年(昭和24年)11月創業の有限会社魚真という魚屋(卸売、小売)さんです。
 魚真の社長である加世井眞次氏は、1949年に東京で生まれ、大学を卒業後、知り合いのツテで築地の仲買企業に魚を卸す荷受会社に就職しました。そこで4年ほど働いた後、実家の魚屋(魚眞(東京・世田谷))に戻ったそうです。当初は小売だけだったのですが、居酒屋などへの卸業を始めたそうです。最初は近所の居酒屋5〜6店に卸していたそうですが、30年経った現在では、都内260店に卸すまでになっているそうです。この卸業をやるようになったことが、その後、飲食業に乗り出すきっかけになったそうです。
 卸業をやるようになって飲食店を手広くやっている経営者と知り合いになった結果、魚屋の将来に疑問を感じたようです。魚を卸していた居酒屋と同じ労働時間で比べたら、利益率が全く違うことに気がついたのだそうです。売上で言うと、魚屋は100万円分仕入れたら売上は120〜130万円くらいですが、飲食店は店によりますが、少なくとも倍になる。これが飲食業を始めるきっかけになったそうです。
 加世井氏は魚の専門家として、その原価や食べ方を知っているから、“魚を安く、美味しく食べてもらいたい”という気持ちが強いそうです。25年程前は、どこにいっても刺盛のメニューが良くなかったそうです。刺身の店などと謳っている居酒屋でも冷凍マグロの赤身、冷凍の甘えび、イカ、養殖ハマチ程度しかなかったそうです。本来の刺身は旬に合せて、今はイワシが美味しいとか、サンマが美味しいといった提供の仕方があるはずだと思ったそうです。当時は、アジですら刺し盛りに入っていなかったそうです。だから、自分で店を開けば、もっと良い形ができるのではないかと思ったそうです。
 加世井氏によれば、魚は本来、高いものではないそうです。旬の魚は特に安い。高い魚とは、入荷量が少ない魚だけのこと。例えば、時季が外れている魚とか、台風の影響で入荷量が減ったなど、様々な理由がある。だから、「高い魚=美味しい」とは言えないし、旬の魚は入荷量が多いので安くて美味しい。これを知っていて、そういうものだけを集めれば、安くて美味しい魚が提供できるのだそうです。例えば、あん肝は冬場に食べるというイメージがありますが、それに逆行して夏に買えば安い。冬は、どんな店もあん肝を定番メニューに入れますが、そうすると国産だけでは需要に間に合わない。仕方がないから中国やアメリカ産など、輸入物を仕入れる。そうすると、中には美味しくないものも入ってきてしまうし、需要が多くて値段も高くなる。ただ、夏場はあん肝が出て来ないのですが、アンコウは1年中、どこかにいるので、築地には入ってくる。築地では、売るために値段を下げるしかない。冬場だと、キロ1万円位するような国産のアンキモが、夏は半額以下になる。このような仕組みを知っていることから、新しい店ができると考えたそうです。
 そこで1983年(昭和58 年)に、美味しい魚を安く食べさせるという「刺身居酒屋」の走り「魚真」の本店を下北沢にオープンしました。場所は現在の店と同じですが、規模は13坪で、現在の半分位の大きさだったそうです。
 現在では都内に居酒屋8店舗、寿司屋1店舗を構えるまでに大きくなっています。どの店舗も「魚屋が母体の居酒屋とすし屋」という売りを最大限に活かすことを考えているようです。明るい雰囲気で若い店員さんが楽しそうに働いている雰囲気が良いと思います。
 新宿店には、何度か訪れたのですが、いつも満席で、なかなか入れませんでした。当日、ふと思いついて行くことが多いので、事前に予約しないせいかもしれません。また、当日、電話をしても断られることが多かったです。
 そんな中、ある日、偶然、入ることができました。19時30分過ぎにお店に行ってドアを開けると中は、たくさんおお客さんがいてワイワイと賑わっていました。男性の店員さんをつかまえて「予約していないんですが、3人、入れます?」と聞いたら、『確認しますので、お待ちください。』と言われ、さらに店から追い出されて、ドアも閉められちゃ今いた。ちょっと対応、悪いなと思っていたら、1〜2分後に突然、先ほどの店員さんが出てきて『少し、狭いけど大丈夫ですか?』と言われ、席に案内してもらいました。「入れたんだ」と嬉しい気持ちがありましたが、どうせなら、もう少し愛想良く応対してくれても良いのではないかと思いました。
 店内は、思ったよりも狭かったです。カウンター席も含め、ほぼ満席でした。「ほぼ」の部分の開いている席も、その後、全て埋まって満席になりました。どうやら20時からの予約だったようです。男性だけのグループというのは少なく、カップルや女性だけの客、男女混合のグループなど、幅広い層に人気のようでした。
 料理は、予想通り、美味しい魚を堪能させていただき、大満足でした。料理やお酒の注文時の対応も普通で、特に問題ありませんでした。最初の対応が少し、気になったのですが、たまたま、冷たいように感じただけかもしれません。また、行きたいと思ったお店でした。





     本日のメニューです。



     ビールグラスはオリジナルです。



     新玉ねぎのスライス



     カワハギの刺身



     貝の刺身盛り合わせ



     車えびの刺身



     刺身の後、頭を揚げてもらいました



     焼き車えび



     ミニ帆立貝のバター醤油焼き

・魚真 新宿店
 住所:東京都新宿区新宿3-35-5 2F
 TEL:03-3351-3772
 営業時間:17:00〜24:30
 定休日:無
 駐車場:無
 アクセス:JR、新宿駅、東南口、徒歩1分
      新宿駅から197m
オープン日:2010年7月1日
カード:可

inserted by FC2 system